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個人で無料で始める Microsoft Flow
Microsoft Flowとは
Microsoft 製の IFTTT のようなサービスで、None Code で 様々な他のサービスと連携することが可能です。
よく使われる場面として、
- 「何かを自動化したい」
- 「どこかにデータを渡したい」
に利用されます。
具体的に
- 「特定のメールは上司に転送する」
- 「決まったタイミングでTweet」
- 「ボタンを押すだけで休みますメールの送信」
- 「サイトの更新(RSS)をチェックして自動で Microsoft Teams に投稿する」
等が簡単に作れてしまいます。
Microsoft Flow を企業や Office365 がないと利用できないと思っていませんか?Microsoft Flow はいくつかの制限はありますが、個人で無料で利用できるサービスです。これを機に利用してみましょう。
IFTTTと Microsoft Flow
先ほど IFTTT のようなサービスと紹介しましたが、決定的に違う場面は間に処理が挟めることです。
IFTTTの場合は
もし何かが起こったら(トリガー) これを実行する(アクション)
という1トリガー1アクション考えに対し
Microsoft Flowは
もし何かが起こったら(トリガー) これを実行して(アクション) その後これを実行する(アクション)
といったような 1トリガー N アクション が可能です。 その分複雑にはなってきますので、Microsoft Flowと比べて IFTTT のほうがライトユーザー向けになっています。
個人での始め方
Microsoft Flow は制限はありますが、個人アカウント(Microsoftアカウント)で利用できます。 つまり今から始める場合は hogehoge@outlook.jp といったアドレスで利用可能です。
Microsoft アカウントを持っていない方
作成する場合はこちらから
Microsoft アカウントをお持ちの方
Microsoft アカウントすでに持っている又は作成後は Microsoft Flowへアクセス、ログインを行います。
https://japan.flow.microsoft.com/ja-jp/
任意の国を選択し「開始」を選択します。
以上で個人で Microsoft Flowを始めるスタート地点には立ちました。
もちろん個人でなくとも、業務であればお使いの Office365 にログインしているアカウントでも利用可能です。
具体的な Flow は次回以降に作成します。
Freeプランの制限について
個人での利用に制限というわけではなく Freeプランに制限があります。
https://japan.flow.microsoft.com/ja-jp/pricing/
コネクタ
標準コネクタと呼ばれるものと、組み込み済みのコネクタの一部のみ利用可能です。Premium コネクタと呼ばれるものは Microsoft Flow Plan1以上で利用が可能になります。
実行回数
1か月あたり 750回 という制限があります。
SLA
保証されていません
Flow の実行頻度
Microsoft Flowには実行頻度という考え方があります。
例えば
「ファイルが作成されたときに処理を実行する」
といった処理場合 Microsoft Flow がファイルの差分を見に行くわけですが、その頻度が Freeプランの場合 15 分に 1 回となります。
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